産後の女性はしない方がいいこと

よく「ぽっこりお腹が治らなくて・・・ 😥 」というお悩みの方がうちのサロンにいらっしゃいます。
妊娠して分娩を終えても、カラダはそんなにすぐに妊娠前の状態に戻るわけではないんですよね・・・
そしてとってもデリケートなので、まずは産後に避けた方がいいことからお伝えしていこうと思います。

妊娠中はお腹の筋肉も伸びる

お腹が大きくなるのに伴って皮膚が伸びるのはなんとなくイメージつきますよね。
皮膚の内側には筋肉がありますが、この筋肉は妊娠後期には15cm伸びた状態になると言われています。
妊娠中、少しずつ少しずつ数か月かけてピーンと伸ばされ続けてきた筋肉の線維。
それが産んですぐにゴムのようにピタッと元の長さに戻ることは、やはり考えにくいことなんですよね。
特に産後1ヶ月や2ヶ月など産んでからの月数が少ない方は無理をしないことがまずは大切です。

産後は腹筋運動の方法に気を付けて

ポッコリしたままのお腹が気になって、産後すぐこんな腹筋運動していませんか?
このエクササイズ、実は産後の女性のカラダのことを考えると、あまりオススメできない方法です。
なぜいけないのか・・・その理由は大きく2つあります。

腹直筋離開を予防するために

妊娠・分娩の過程で、多くの方はお腹の真ん中にある白線という組織が左右に伸ばされて
白線の幅が広くなったり薄くなってしまいます。これを腹直筋離開といいます。
腹直筋というのは胸のみぞおち辺り~恥骨まで伸びてる縦長の筋肉です。

産後に頭を起こすタイプの腹筋運動をした時の腹筋の様子は、よくボタンホールに例えられます。
ちょうどボタンホールを左右から押して穴を広げるのと同じ動きになってしまうわけです。
つまり、この動きをすればするほど白線にとっては負担が大きくなってしまうんですよね。
産後、みなさんの身体は一生懸命妊娠前の状態に戻ろうとしていますが、
お腹を凹ませたいと頑張れば頑張るほど、身体が戻ろうとするのを阻害してしまうのです・・・

 

骨盤底筋群を守るために

骨盤底筋群というのは、文字通り骨盤の底で内臓を支えてくれている筋肉のことを言います。

骨盤底筋群は常に重力に逆らって頑張ってくれています。
頭を起こすタイプの腹筋運動はお腹を折り曲げるような動きになり、お腹には結構な圧力がかかります。
すると、その圧は骨盤の底で頑張っている骨盤底筋群にも大きなダメージを与えてしまいます。

経膣分娩の方はもちろん、帝王切開でのご出産の方でも、
妊娠中に大きなお腹を支えてくれていた骨盤底筋群はやはりケアをするのがいいと思うので
骨盤底筋群を守ってあげたい産後の女性にとって、このタイプのエクササイズはやはりオススメできません・・・

注意したい動作は日常生活の中にも

お腹を折り曲げて圧がかかってしまう動きは、実は日常生活の中にもあります。

例えば、ベッドから起き上がる時
腹筋を使って起きるのではなく、横向きからゆっくり起き上がるようにすると負担なく起き上がることができます。中腰で赤ちゃんを抱き上げる時もそうですよね。
一度片膝をついて腰を落としてから抱き上げるようにするといいかなと思います。
産褥ニッパーなどで腹部をギュッとしめつけるのも同じ理由でやはりオススメはできません。

 

産後すぐは確かにお腹が気になるかもしれませんが、
産後の身体を大切に守ることは一生涯を通して女性の身体を守ることでもあると思います。
まずはしない方がいいことを知って、ゆっくり身体を戻していけるといいかなと思います。

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