お役立ちコラム

便秘の時に骨盤底筋を守るひと工夫

妊娠中や産後の
お悩みのひとつ、便秘…

どうしても便秘になると

お手洗いで
うーーーっていきみながら
一生懸命腹筋使って
排便しようとしちゃいますが…

それって結構
骨盤底筋群には負担がかかること
だったりします…

骨盤底筋群は負荷に弱い

うーーーーんっていきむと
そのいきんだ圧力は
骨盤底筋群の方にダイレクトに伝わってしまいます。

するっと出る時はいいけど

便秘の時ほど
圧をたくさんかけて
いきんだりしますよね…

骨盤底筋群に負担をかけ続けるのは
将来のことを考えると
避けていきたい行為…

尿モレや臓器脱など
起こしたくない症状は
予防していきたいですもんね

まずは便秘にならないように
栄養管理や水分補給をしつつ…

姿勢をほんのひと工夫

排便時の姿勢に気を付けると
そんなにお腹に力をいれて
いきまなくても
便が出やすくなったりもします。

まずは左のように
膝の位置がおしりより上になるように
足台などで高さを調整します。

無いときは
トイレットペーパーを
縦に置いたりしてもいいかも…

これだけでも違いますが、

さらに…
胸を張りながら
前に倒れていきます。

これは、胸を張るというのがポイント。

背骨が曲がらないように
背骨まっすぐのまま
前に倒れていくとgoodです。

産後の入院中にも…

お産のすぐ後は
腹筋なんてのびのびで
いきもうと思ったって
そもそも全然力が入りません。

人によっては
おしもに傷もありますし
どうしよ…ってなりますよね。

私も会陰裂傷があったので
怖いなーーーって思ってましたが、
この姿勢を取るだけで
そんなにいきまなくても出やすかったのが
とてもありがたかった…

妊娠後期でお腹が大きくなってくると
前に身体を倒すのは
ちょっと難しくなりますが
できる範囲で試してみてくださいね。

ABOUT ME
近藤可那
「産前産後のトラブルを仕方ないで終わらせない」ように、産後の女性が日々を笑顔で過ごせるよう、ケアを提供しています。 ▶︎プロフィールこちら◀︎