講師

院内研修でウィメンズヘルスのお話

院内研修会

先日ご縁をいただき
リハビリテーション病院の院内研修にて
僭越ながらウィメンズヘルスの総論について
少しお話をさせていただきました。

目的は女性を知るということ

産前産後の理学療法について知りたい!
という講座ではなく

男性も女性もスタッフがいる中で
どうやったら女性も長く働いていけるだろうか?
PMSなどで悩み辛い思いをしてはいないだろうか?
そんな時どうやって職場内では気を遣っていけばいいのだろうか?
妊娠中はどんな配慮が必要だろうか?


職場の中で女性スタッフが
より働きやすくなるように
ウィメンズヘルスのことが知りたい!
ということでした。

なんといういい職場なの!!!!!

私から具体策が示せるわけではないんですが
女性の体について知っていただくことなら
お手伝いさせていただけるかなと思い

今回は女性の体に対してを
総論的にざっと
お話させていただく機会となりました。

知ることで優しくなれる

例えばPMSやPMDDで辛いと思っていても
そういうことって職場で堂々と
言えるわけじゃないですよね…

しかも当人以外は(あんまり症状がない女性も含め)
自分が経験したことがないものって

どうしても理解が難しかったりするし
どうして欲しいかも
想像すらできないんですよね。

でも生理前はイライラしたり
情緒不安定になる人もいるんだよってことを
ほんの少しでも知っているのと
全く知らないのとでは

優しくできるかどうかって
ちょっと変わってくるし…

そういう優しい気持ちを
みんなが持ちたいと思っているのに
知識がないと
それができないっていうのはもったいない。

なんかこうやって
知るっていう機会があるのって
本当にいいな〜って思いながら
お話をさせていただいていました。

女性の働き方に関するトークセッション

私の経験を踏まえて…
ということだったので

いくつかご質問にお答えしながら
こちらのスタッフの皆さんと一緒に
トークセッションをさせていただきました。

すごい面白い企画で
私自身も自分を振り返るいい機会になりました。

いろんなお話をさせていただいたんですけど

私はやっぱり
結婚とか出産とかで
働くことをマイナスに
捉えてもらいたくないなって思います。

子育てしながら働く

みんなどうしても漠然とした不安を抱えていて
マイナスに捉えがちなようです。

いろんな環境の人がいるけど
社会的なサービスもあるから
そういうところを調べることから
始めてもいいのかもしれない。

でも大事だと思ったのは

自分が何をしたいのか?を
常に考えておくことなのかもしれない

って思ったりしました。

子育てが女性の重りになって欲しくない
私も全然そんな風には思ってないし。

自分がやりたい事に向かってなら
きっと時間を上手く作ったり
やれるタイミングで勉強したり
生活を回していけるんじゃないかなって思って。

楽しく働くための
モチベーションにつなげていける気がします。

今回の研修でお世話になった
スタッフの皆様と。

拙い講座でしたが、
何かほんの少しでも
皆様の心に残るものがあったら嬉しいです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
近藤可那
「産前産後のトラブルを仕方ないで終わらせない」ように、産後の女性が日々を笑顔で過ごせるよう、ケアを提供しています。 ▶︎プロフィールこちら◀︎