妊婦さん向け

【妊婦】妊娠中の尿もれや腰痛予防には、アンダーバストがちゃんと広がるのが大事!

妊娠中の腰痛や尿もれ対策。肋骨・アンダーバスト・胸郭が広がることが大事

サロンでは普段は妊婦さんはみてないんですが、
産後の方をみさせていただいていると、
妊娠中はこんな感じだったんじゃないかな?
って思ったりします。

(ちなみに、妊婦さんのケアは産婦人科のお仕事で
対応させていただいております)

妊娠中の息苦しさはどのくらい?

妊娠中は確かに息苦しくなるんですよね。
子宮が大きくなってきているから、
それに押されるようにして
横隔膜も肺も押し上げられていますし…

息苦しくて当然ではあるんですが、

  • ちょっと歩いただけでマラソン走ったくらい息が上がる
  • 呼吸が苦しすぎて時々めまいがする

とか
たまにそんな方もいらっしゃいます。

妊娠中アンダーバストどのくらい広がりました?

論文上は結構広がるって書かれているんですけど
(海外のものだから日本人とは体型違うだろうけど)
だいたい妊娠後期で10〜15cmくらい
アンダーバストの周径が大きくなるって言われています。

でも、上に出てきたような方に聞いてみると、

ママさん
ママさん
いやいや!下着のホックが1つ大きくなったくらいで
そんなには変わらなかったです〜!!

っておっしゃったりするんですよね。
そりゃ苦しいよね…って思うんですが
どういうことかというと…

肋骨が広がっていないと呼吸がしづらくなる

妊婦さんって肋骨がちょっと広がるんです。

こうやって赤ちゃんのいる空間を広げて
赤ちゃんのスペースを作っているんですよね。
その分、横隔膜が動きづらくなるので
やっぱり呼吸は多少しづらくなるんです。

でも、肋骨はちゃんと動くから
頑張って肋骨を動かして
呼吸してるんですけども、

それが、肋骨が硬くて
全然広がらない妊婦さんは全くできなくて
ただただ圧迫されている。

お腹も前に出やすいんじゃないかなぁ

そうなると、呼吸はもちろん苦しい上に、
お腹の中のスペースも狭いから
赤ちゃんの居場所をつくるために
どんどんお腹は前に突き出ていくしかなくなりません?
(この辺は私の考察です)

よく、前に出てると男の子。横に出ると女の子。
とか言いますけど、
(それはただの迷信なんですけど)
男の子って言われるタイプのお腹の方って
結構肋骨が広がらなくて狭いタイプなんじゃないかな〜
って思ったりしています。

肋骨を広げるようにエクササイズしよう

ここ、柔らかくしておくのってすごい大事で、
肋骨が動いて深い呼吸ができないと、
お腹のインナーマッスルも骨盤底筋も動きづらいので
腰痛とか尿もれなどなどの
妊娠中〜産後の身体のトラブルにもつながる
んですよね。

産婦人科で関わる妊婦さんには
結構この辺りの柔軟性が出せるように
よく施術しています。

自分で何かできるとしたら、
深呼吸やストレッチ。

  1. 肋骨(アンダーバスト〜ウエストの間の骨の部分)を横に広げるように息を吸う練習
  2. 背骨をまっすぐにしたまま、右に捻ったり左に捻ったりして深呼吸
    (赤ちゃんが潰れないように身体を倒さないのがポイント)
  3. お腹の空間をまっすぐにしたまま、少しだけ右や左に身体を倒す
    (倒す側には手を着いて置く。反対側のお尻の骨も着けたまま)

ひねったり倒したりする時は
お腹の空間は常に真っ直ぐにしていることが
すごくすごく大事です。

無理に強くギューギューひねるのは
赤ちゃんにとってかなり苦しいので
やらないようにしてくださいね。

 

オンラインでも個別にお伝えしています

もし、これであってるのかな?
心配だな…って思う時は
無理にやらないようにしてください。

このあたり、オンラインでも「マタニティ骨盤教室」
でお伝えしていたりするので
もしわかんないけど気になる〜!っていう方は
ぜひご連絡くださいね。

 

骨盤教室とか言いつつ、
複数ではなく個別に対応させてもらっているので
よかったらご利用くださいませーー

ん〜これグループでやろうかなぁ。
その方が受けやすいのかな???
ちょっと考えよう…

ABOUT ME
近藤可那
「産前産後のトラブルを仕方ないで終わらせない」ように、産後の女性が日々を笑顔で過ごせるよう、ケアを提供しています。 ▶︎プロフィールこちら◀︎