2022年あたりから、保健センターでママ向けの講座をするようになり、
ママたちに理学療法士の視点から産後の身体のことやセルフケアをお伝えしています。
産後の体のトラブルは気になっていたとしても「仕方ないもの」として見過ごされるか、「骨盤を整えようとしている」ことが多いんだな。
というのを保健センターでのお仕事を通してとても感じています。
産後講座に来るママたちが抱える共通の悩み
- お腹とかお尻とか体型のことが気になる
- 骨盤のことが気になる
- 抱っこで手首や腰が痛くなった
- 立ち上がる時にヒザが痛い
- 尿モレ
これらのお悩みは実は原因が大きく2つ。
1つ目は「産前産後の体の変化によるもの」:体型・骨盤
2つ目は「育児動作によるもの」:痛み・尿もれなどの症状
講座を通して、この辺りを整理していくと、みなさんそれぞれが自分の体に起こったことに納得されて、うんうんと頷きながら一生懸命メモを取りながらお話を聞いてくださったりとか、実際に動作やエクササイズをやってくださったりして、家でもやってみます!というお声をたくさんいただくようになりました。
産後の体のことを正しく知る機会が少ない
噂はたくさんあるんです。
産後は骨盤が開いてるとか歪んでるとか。だから痛くなるんだとか…
噂の中で推測するしかない不安。というのも、産後にはあるんだなと思いました。
それって、「この状態がなぜ起こっているのか?」という
医学的な側面で産後の体のことがあまり語られていないことが大きいかもしれないなと個人的にはすごく感じています。
妊娠中は妊娠中の変化や注意点がたくさんあるから、
病院のマザークラスなどでもその部分を知る機会はある。
でも、産後にどうなるという話はあまり聞く機会って少ないですよね。
知らないことや予測していないことが産後突然体に起こるから
それが不安になるケースもある。
産む時に痛いことは知ってても、
産んだ後に今までなかった痛みがあったり、
体が戻らないことからくる不安もある。
理学療法士はそこに対して対応ができる医療系専門職なんだと改めて感じて、
「産前産後にどんな変化が起こったのか?」
「じゃあそれに対して何をするといいのか?」
「痛い時はどうやってお世話をすると楽なのか?」を知る機会を提供できる。
ちゃんと知ってもらうと、
みなさんすごく納得されてホッとしたお顔をされることが多々あります。
産前産後リハビリが地域の当たり前になるように
産婦人科や保健センターと連携しながら活動してこられたのは、
理学療法士としての専門性を知ってくださり
ママとの架け橋としてご尽力くださった
医師や保健師さんがいらっしゃるから。
私1人では届けられないけど、
ママたちのことを真剣に考える医療職の仲間として、
このような活動を今後も
どんどんやっていきたいなと思っています。
講座や研修などのご依頼もお受けしています。
地域の産前産後ケアが世の中の当たり前になりますように。
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