読んだ本の感想を記録している
カナ図書室
睡眠時間を削って頑張っているママさん
多くないでしょうか?
この書籍によると
■睡眠時間を削っている人ほど仕事の成果が低い
■人を頼れる人ほど仕事の成果が高い
とのことでしたよ!
ってことがどうしても最初に言いたくて
冒頭で書いてしまいました…
女性の働き方は職場づくりの見取り図
女性の働き方って言うと
どうしても女性が気になる話だと思うんですが
そう言うことじゃないと…
「女性が働きやすくなる必要条件」だけを伝えたいわけじゃありません。
ジェンダーを皮切りにしつつ、「僕たちみんなのこれからの職場環境や働き方がいかにあるべきか?」を論じた本なのです。
と、書籍にもありましたが、
もう一つ言葉をお借りすると…
日本の職場において、女性は最もメジャーなマイノリティ
確かにそうかもしれないんですよね。
だから、女性が働きやすい社会を作るって言うことは
それそのものが今後の日本人みんなにとって
働きやすい職場になり得るんだろうな
って私もこの本を読んでいて思いました。
どんな本?
データが満載。
とにかくデータが満載です。
だからって読みにくそうな
難しい本なんじゃなくて、
実際によくある疑問や
実際に聞かれる声に対してを
数値で裏付けしながら
噛み砕いて書かれているので
とっても読みやすくてバランスの良い本でした。
そうそう!
そういうのそういうの!
って言う例が結構出てきます。
女性だけじゃなくて
一緒に働く人みんなで読みたい本かも。
ワーママが成果を出しやすい職場
・早期から経験を積ませてもらえる
・責任のある仕事ができる
・フィードバックが的確にされる
・将来のために勉強できる
・人に頼みやすい工夫がある
・ヘルプした人も評価される
長時間労働や残業で
やる気を買われて出世していた時代から
今は少しずつ変化してきているけど
実態は、
マネジャーなど管理職になるほど
長時間労働になってしまっているようで…
そんな先輩の働き方を見ていれば
そりゃ女性は
「この職場でずっと働き続けるのは無理」と
思ってしまいますよね…
ワーママにとって
残業とか長時間労働とかは
結局難しいものだし
そうせざるを得ないような状況なら
やっぱりパートじゃないと無理だわ
ってなっちゃうんですよ。
だからと言って
ワーママは軽い仕事を望んでるわけでもないし
自分の能力を高めて
キャリアを築いて行きたいとも考えてる。
その狭間で揺れ動きますよね。
そんな打開策を提案してくれていました。