読書記録「カナ図書室」

【読書】格差をなくせば子どもの学力は上がる〜驚きのフィンランド教育〜

フィンランド

カナ
カナ
読んだ本の感想を記録している
カナ図書室のコーナーです

過去の読書記録はこちらからどうぞ。

 

皆さんはフィンランドの首相や内閣のお写真
見たことありますか?

見たことない方はまずはこちらをどうぞ。

 

首相はなんと34歳の女性。
私たちとほぼ同じ世代の女性なんです。

このニュースが流れた時
私はすごくフィンランドという国に
興味がわきました。

 

勉強はなぜするものなのか

フィンランドの学校にはテストがない。

まずはここが衝撃的ですよね。
テストないの!?って。

ママさん
ママさん
テストなくても
子どもたちは勉強するの?

って思うでしょう?

それはもうすでに
私たち日本人の勉強の目的が
「テストでいい点を取ること」
なってしまっている
ってことなのかもしれません。

フィンランドでは「勉強するのは自分のため」と小さい頃から考えているため、子どもたちは自ら学ぶ

●学ぶことは楽しい・面白い
●勉強したことは生活の中で使える
●学びは人生の役に立つ
という視点で教育している

つまり、目的はテストのためではなく
自分の人生を楽しく豊かにするためなので
自ら学ぶし、
問題集の答えがそこにあっても
カンニングしたりすることもないという…

そして、
覚えるのではなく、考えさせる授業展開。

わからないところがあった時
つい解き方を教えたくなるけど
調べ方を教えたり
どうやって探すかを教えたり

この先自分でどうやって学んでいくのかを
覚えていく時間でもあるようです。

これ、一生学び続けるためには
すごく大事なことですよね。

カナ
カナ
「自分の将来のために学ぶ」という
目的が子どもたちの中にも明確にあることが
フィンランドの教育の凄さだなと思いました。

「学力」よりも「実戦能力」を育てる

●言語・情報、数学、科学のリテラシーを育てる
●異質集団内での相互交流の能力を育てる
●自律的に行動する能力を育てる

カナ
カナ
これ、どれを取っても
今の日本人に足りてない所じゃない?

と私には感じてしまいました…

教育の方法は全て教師に委ねられる

フィンランドでは
国は教育基本方針?の大枠しか
定められていないようで

それを実施するための方法は
全てそれぞれの学校や教師が決めるんだとか。

「家庭科3時間」とカリキュラムは決まっていたとしたら
それを理科の時間の中で「料理3時間」としてやったりもする。
この学校ではその裁量は教師に全て委ねられている。

ママさん
ママさん
教科の垣根がない!!!

日本みたいに
この学年のこの学期はこの教科をここまでやって
というのとは全く違うんですね。

どの教科をどう組み合わせてもよくて
学年も2学年が合同になってるクラスもあったりして
すごく柔軟というかフレキシブルというか…

時間割も教科が決まっているのは
ごく一部。

教師は個別指導を行っていたりなど
子どもの様子に合わせて
その時に一番いい判断をするという仕事をしているようです。

担任教師だけが負担を追わないシステム

少し学習に遅れが出てくるという子も
中にはやはりあるようです。

何点以下が特別支援なのかという基準はない。
集中力が持続できないとか
他の子との協調して取り組めない
いわば学びのスタイルが違う子への支援である。

この考え方がすごくいいなぁと思いました。

問題が生じた場合は
特別なケアチームが組織され、担任任せにはしない。
校長・心理士(発達全般)・特別支援教師(学習障害)・カウンセラー(進路指導)・ソーシャルワーカー(社会問題)が当たり、これに担任が加わることある。

つまり、
プロの力が必要な部分は
完全にプロに任せる。

どちらかというと
医療の世界と近いな〜と感じました。

担任の先生も全てを背負うことはなく
負担が多くならないように
守られていますよね。

結局は「人を育てる」ということ

医療の仕事が
「病気を見るのではなく人を見る」のが大事
と言われるのと同じで

教育もやっぱり
「学力ではなく人を育てる」のが大事
なんだなと改めて感じました。

そのために私が大事だと感じたことは…

  1. 目的を見失わないこと
  2. 答えではなく調べ方を教えること
  3. 責任のある仕事へのチャンスを与え、任せること
  4. 違う職種とのチームを作りプロに任せること

子どもたちを取り巻く教師の環境がいいから
やっぱり先生もプロとして
イキイキと働き続けられるんだと思うんです。

それは国や学校が
先生たちにプロとして
力を高め発揮できる場を
作っているからだと思うんですよね。

フィンランドは
総合的にも学力が高い水準を保っている国です。
結果が伴っていることが
何より説得力がありますよね…

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近藤可那
近藤可那
「産前産後のトラブルを仕方ないで終わらせない」ように、産後の女性が日々を笑顔で過ごせるよう、ケアを提供しています。 ▶︎プロフィールこちら◀︎