だんだん重たくなってきて
手首がすごく痛くて
抱っこそのものが辛くて、憂鬱なんです…
そんなママさんの声をよく聞きます。
実は、抱っこの時の体の使い方によって
手首が痛くなって腱鞘炎になってしまったり、
肩こりや腰痛に繋がることもあります。
今までそういうママさんにも
たくさん出会ってきました…
そこで!
今日は体への負担の少ない抱っこの方法をご紹介します。
この記事を通して
笑顔の育児に繋がるといいなと思います。
なぜ抱っこで手首が痛くなるのか
結論から言うと…
赤ちゃんの体重を全部手で受けてしまうからです。
こちら見てみてください。
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9237-2-300x225.jpg)
赤ちゃんのお尻
がっちりつかんでいませんか!?
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3973-300x176.jpg)
結構います。
これをすると手首に赤ちゃんの体重が
全部乗っかってしまいます。
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3974-300x225.png)
しかも赤ちゃんのお尻を掴むために
手首にはかなり力を入れてしまってるはず。
そりゃ痛くなりますよね…
体に負担をかけずに抱っこする3つのポイント
じゃあ体に負担をかけずに抱っこをするには
どうしたらいいのかなというのを
ポイントに分けて説明していきますね。
写真は全て片手で抱っこしてますが、
説明がわかりやすいようあえてそうしています。
通常抱っこするときは安全面に配慮して
反対側の手で赤ちゃんの背中や首を支えてくださいね。
1.肘に近いところに赤ちゃんを乗せる
ペットボトルを何本も買い物袋に入れて
持ち歩く時のことを考えてもらうと
わかりやすいかもしれません。
手首の位置に袋をぶら下げるより
肘に近いところにぶら下げる方が
楽に感じませんか?
赤ちゃんの重さを受ける時も
全く同じです。
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3976-300x225.png)
ちなみに写真は縦抱きですが、
横抱きの赤ちゃんも全く同じです。
赤ちゃんの頭の位置を
出来るだけ自分の肘に寄せて
体重を受けてくださいね。
2.脇をしめる
肘に近いところで抱っこしようと思ったら
必然的にこうなるとは思うんですが、
改めて意識してみてください。
脇が開いてしまうと
肘から先はどうしても斜めになって
赤ちゃんのお尻が滑ってきてしまいます。
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3974-300x225.png)
こうなると、手首に近いところで
赤ちゃんを支えるしか無くなるので
肩にも負担がかかれば手首にも負担がかかります。
このように
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3977-300x225.png)
肘を体幹に引き寄せるように
脇をしめて抱っこします。
そうすることで
赤ちゃんの位置は自然に高くなるので
ママの肩への負担もだいぶ減ります。
腰を反らなくてもよくなるので
腰への負担も減りますよ。
3.手首の力を出来るだけ抜く!!!
これがみなさん盲点です。
手首に力が入ってないと、なんか怖い!
って思ってませんか???
思い切って手首の力は抜きましょう
ちゃんと意識しないとできないことなので
大きく書きました。
しかも赤で大きく書きました。
これができたら
手首への負担はほぼなしで抱っこできます。
できます。
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9264-300x225.jpg)
腕が疲れてきて
赤ちゃんが落ち着いているようなら
反対の腕で赤ちゃんを乗せてる腕を
支えてみると楽だったりもします。
ただ、これは赤ちゃんが動き出すと危険なので
タイミングをみてやってくださいね。
このくらい手首の力抜いても
抱っこできます。
まとめ:自分に近い位置で抱っこする
- 肘に近いところに赤ちゃんを乗せる
- 脇をしめる
- 手首の力を出来るだけ抜く!!!
みなさんの抱っこはいかがでしたか?
![](https://coralrhythm.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3979-300x182.jpg)
ツイッターのほうではこんなご感想もありました。
なかなか抱っこの仕方を教わる機会ってないですよね。
でもいざ実践してみよう!って思って
いつもと違う抱き方をいきなりすると、
赤ちゃんがぐずってしまってできない〜ってことも
あると思います。
赤ちゃんにも意思があるんですよね。
そんな時は、
1日10回の抱っこのうち1回だけ
この方法を試してみて
少しずつ少しずつ赤ちゃんと一緒に
練習をしてみてくださいね。
ちょっとずつ慣れていくと
だんだんとお互いフィット感が生まれてくると思います。
この記事がたくさんの赤ちゃんとご家族のために
お役に立てますように・・・
\Twitterでもたくさん反響をいただきました/