整体などで反り腰を指摘されたことがあると
それを気にしすぎて
逆に骨盤が後傾しすぎちゃってる
っていう方が結構多いんです…
反り腰ってみんな骨盤前傾(前に倒れてる)じゃなくて
骨盤が後ろに倒れながら
お腹を突き出している人も含まれます。
一度反り腰と言われたことがある方でも
このどちらのタイプなのか?は
知らないっていう方も多いんですよね…
右側のタイプで
骨盤自体は後傾してるのに
反り腰だからって無理に治そうとすると
後傾を強めてしまいます…
骨盤の後傾が強いと何が問題なの??
立ってるときも座ってるときも
骨盤が後傾している状態って
実は産後の体にとってはあまりメリットなくて
- 骨盤底筋が動かしにくい(尿もれへの道)
- インナーマッスルが使いにくい(ぽっこりお腹治らない)
- 骨盤に負担がかかる(腰痛や尾骨痛)
- 猫背になる(肩こり)
これを自分で日々強めてしまっている
という可能性があるんですよね…
どういう状態ならいいの?
自分でどうやって気をつけたらいいの?
という部分をご紹介していきますね!
手順は3つ。
- 腰骨をさがす
- 恥骨をさがす
- 腰骨と恥骨が真っ直ぐになるようにする
この基準を常に持った状態で
座った姿勢や立った姿勢を
自分で整えてみましょうーー!
腰骨をさがす
腰骨はおへその高さから探します。
- おへそから横に太ももの辺りまでたどります。
- ちょっとだけ下に行くと
- ゴリゴリっとした部分が腰骨の位置。
だいたい上の写真くらいの位置にあります。
この場所をまずは確認。
恥骨をさがす
恥骨はおへそを下の方にたどっていくと
割と下の方で見つかる骨の部分です。
腰骨と恥骨が真っ直ぐになるように
左右の腰骨と恥骨が
床に対して垂直になるようにするのが
骨盤が立った状態です。
この状態でゆっくり深呼吸を繰り返して
インナーマッスルに
「これを保つためにちゃんと働いてね!」
と教えてあげてください。
実際にやってみると
っていう感じになるママさん非常に多いですーーーー
それは普段の姿勢のことを「まっすぐ」と
逆に頭がかんちがいして
覚えてしまっている可能性があったりします。
この腰骨と恥骨の位置で
常に自分で治せるようにしていきましょうーーー
自分で保てない場合はアイテム使ってもOK
特に座ってる時は
骨盤を立たせようと頑張りすぎるあまり
背中に力が入りすぎて腰が痛くなることもあります。
それもまた逆効果ですよね。
最終的には自分の力で
真っ直ぐな状態を保てるのが理想的ですが
まずは骨盤が後傾しないで過ごせる
ということを優先してもらう方がいいので
このようにタオルを使う所からはじめてください。
骨盤が立った状態を保つために
お尻の”後ろ”(←下じゃない)にタオルをかませたり
座面がふわっとした椅子の場合は
背中にタオルやクッションをかませて
骨盤を寝かせないように工夫することがすごく大事です。
この状態でまた深呼吸を繰り返し
インナーマッスルに
「この状態を保つために働いてね」
と覚えさせてあげてください。
骨盤が後傾した状態が日常になっていると
産後は特にたくさん弊害もあります。
尿もれや腰痛の予防のために
少し頭に置いておいてもらえるといいなと思います。